Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2010年6月7日月曜日

6/07/2010

 久々、顎関節症にオススメのストレッチの話題です。
ブログ訪問者の中で、自分でできるストレッチのやり方を探しにくる方々も多いようです。
こうしたニーズに応えるためにもさっそく紹介していきたいと思います。

あっぷっぷストレッチと名付けましたが、あっぷっぷ(アップップ)でみなさん通じますか?
口の中に空気をためて、フグみたいにプクッと頬を膨らませるアレです。よく子供が欲しいものを買ってもらえない時、すねてこの表情をしてますね。

顎関節症ブログ

このストレッチのやり方は、文字通りあっぷっぷをすればいいのです。
ただ、より効果を出すために、中途半端にやるのではなくて、現状できる範囲で、目一杯、空気を溜め込んで頬を膨らませてください。
「うぅー頭が膨らむぅ~~」というぐらいやってみてください。
人によっては、「こんな表情最近全然やってないよー」という方もいるかもしれませんね。その場合は、あっぷっぷに関与する表情筋が弛んだり、硬直している可能性があるので、「これ位でいいかな」というノリではなく、思い切ってプクーッとやってみてください。
この時は、目も大きめに開けて、眉は上方へ引き上げるような表情を心がけてください。たぶん、口内を目一杯空気で満たそうとすると、勝手に今言ったような表情になるとは思いますが。

そして、目一杯膨らませたままの状態をキープしてください。どれ位キープするかというと…どれだけ長くてもいいと思います。なるべく長く維持してください。(※適宜呼吸してくださいね。念のため!)
そうしているうちに、内側からの空気圧が心地よく感じられる場所が出てくるかもしれません。あるいは閉め切られた扉を内側からこじ開けようとする感覚が得られるかもしれません。
そしたら、それは「チャンス」です。
その心地よく感じられる場所は各人の症状によって一律ではないと思いますが、例えば、右側か、左側か、左側上方か、右側後方かもしれません。
確かなことは、顎関節がうまく機能してない(口を開きにくい)サイドに抵抗感があり、うまくいけばそのサイドに「緩みの兆し」を徐々に覚えてくるでしょう。
そしたら、空気圧によって好感触、解放感を得られそうな部位に、口内の空気を移動させて集中的にあてがうのです。
これは、口を水でゆすぐ要領を思い出してください。グジュグジュッと口内で水を動かしますね。あっぷっぷの時は、水の代わりが口内の空気だと思ってください。
その要領で、口内の圧の効き目を感じる部位(抵抗感が緩みそうな部位)に空気の塊を集中的に移動させるのです。口内の空気圧をさらに重点的に集めるということです。

このあっぷっぷストレッチの画期的なところは、内側から外へのベクトルで圧がかけられる点です。たいていストレッチは手(指)を使って表面(外側)から圧を加えます。しかし、人の筋は外側についているものもあれば、内側(奥深く)についているものもあるのです。(別に外からの圧が効果がないという意味ではありません。)外側からのものとは、一味も二味も違うタイプの圧力を生み出すことができるのです。収縮、硬直を解くという面で、この内側から膨らませるような圧は非常に相性がいいのかもしれません。
あとは試してみると実感できると思うのですが、口内で空気圧を移動、調整するやり方は、非常に加減がしやすいのです。口の中に指を突っ込んでアレコレやるよりも、余程融通が利きやすいと考えています。

このストレッチのもう一点の長所は、一人でやるストレッチといえば、手を使わなければいけないパターンがほとんどですが、これは両手がふさがっていてもできるのです!
今、自分はカタカタキーボードを叩いて、文を綴っていますが、今この瞬間だってストレッチができるのです。ほら、今やってますよ。(見えるかっつーの!)
また、外を歩いている時に、両手で顔、頭をグリグリやっていたら、ろくに荷物も持てませんし、通行中の人も「?あの人気分悪いのかな?」となってしまいます。
でも、このストレッチは歩いているときや、車の運転中だって問題なくできるのです。確かに表情自体は変わりますが、そんな周囲から気にされている様子もありません。個人的には、膨れっ面をしている女子も、かわいらしく感じる時だってあります。
ちょっと話が逸れかけましたが、とにかく、どんな場面でもできるという意味でも、非常に有用性の高いストレッチなのです。


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