Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2010年6月12日土曜日

6/12/2010


それでは本田圭佑(通称:本田△)の顔分析後編です。

いよいよ、彼の顔立ちの最も注目すべき特徴が登場します。

それは「口とその周り」
ピンとこない方はぜひ検索して、画像か動画をチェックしてみてください。
力強くひょっとこ気味に突き出た口元、この部分を見ていると、彼が今まで歩んできた道のりというか、熱き闘いの日々をまざまざ見せ付けられるような気がします。
この口元についても、海外に移籍してからの方が、ますます力強い発達が観察できます。

この口元部位は主に口輪筋といって、口を前方に突き出したり、強く口元を閉めるときに働く筋になります。この口輪筋の発達が彼の特徴的な表情形成に一役買っているのは間違いないでしょう。
仮に、この口輪筋に力が入らないようにして、しゃべったらどうなるか?口元が柔らかくなってるのを確認して、決してその部位が固くならないようにして、言葉を発してみてください。
そうすると「モゴモゴモゴ…」はっきりした発音ができないことがわかるでしょう。どうにか意味の通じる単語は発音できるにしても、ボソボソした抜けたような音の響きになるのです。
では、逆に口輪筋に意識的に力を入れてしゃべるとどうなるか?「あ!う!お!」そう、実に力強い口調、はっきりとした発音になるのです。

実際、本田圭佑のインタビューを数回見ましたが、かなり口調は強く、はっきりとしたクリアなしゃべり方をしていました。チームで一番かどうかは、わかりませんが、他の日本人のチームメートと比較してもその口調の強さは際立っていました。つまり、口輪筋が発達しているから、自然とそういう口調になるとも言えるし、物怖じしないしゃべり方を日頃続けてきたから、あそこまで口元が発達してきているとも予測できるのです。

そして、口を突き出すという口輪筋の作用は、顎の後退に抵抗するという面があるのです。仮に本田圭佑のように口輪筋が発達していれば、あれは顎の位置を安定させるコルセットのような機能さえ果たすだろうと私は感じているのです。
顎の後退といえば、顎関節症の中でも最も厄介なズレ方の一つです。私も右サイドの下顎がまるまる歯一本分か、それ以上後方にずれている時期もありました。顎が後方にずれればずれる程、かみ合わせも不自然になるでしょうし、その他の得体の知れない体調不良が生じる確率も高いようです。

今回、敢えて私が本田選手の顔立ちを取り上げたのはこのためです。
彼の顔付きは面長でありながら、おそらくは非常にストレスに強い外観に出来上がっている。口元以外でも、頬は、特に目の下、鼻の横付近が非常に厚く盛り上がっていて、日頃からしっかり笑ったり、大きな声を出しているんだなと推察できます。さらに、あれだけ口角を上げる筋が発達していれば、口先だけで笑うような、顎に負担のかかる笑顔になるリスクもないでしょう。すなわち、咀嚼筋にあまり頼らずに、笑顔を作ることができるはずです。→「噛む」とスマイルの関係性?
ストレスに強い顔になっているということは、それだけ本人がストレスとの付き合い方がうまくできているということをも暗示しています。ストレスを溜め込まず、それを自身のエネルギーに代えて放出していく(思ったことはどんどん言う)。彼自身が欧州にて、ますます磨きをかけたと話す、「主張する、表現する」というスタイルは彼の普段の言動以上に、その顔が雄弁に物語っている気がします。

そんなわけで、自分も、もうちょっと本田圭祐的な顔になろうかと思ってます。(マジか!?)その方が顎も楽だということがわかってきましたし、何よりその方が体調もメンタルもさらに上向いてくるのです。
顔の表情筋というのは、どうしても感情と連動している部分があるので、顔を変えようとしたら、自分の「振る舞い方」や「気の持ち方」についても、多少は(orずいぶん)変えていく必要が出てくるでしょう。その辺の「ささやかな覚悟」と「実践力」が試されます。でも、それこそが顔が変わるということの醍醐味でもあるのです。



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