顎にせよ、背骨にせよ、５、６年、あるいはそれ以上長い間、ずぅーっと固まったまま動いていなかった部位に動きが生じると、どう感じるのかというと、、、
そらぁ痛いですよ！
え？痛いの！？…って当たり前でしょう。
想像してみてください。
「意地でも動かん！」と長年言い張っている箇所が、突如動くことになるんですよ。
「イデデデッ…」となるわけです。
あなたがいつも抱えている、例えようのない違和感や不快感を感じているその場所が、幸いにも動きを取り戻す時、あなたの脳まで届けられる「幸福の感覚」です。
ただし、【痛いけど「気持ち良い」】 【痛いけど「悪くないな」】 【痛いけど「クゥーーーッ♪」】そう思える痛さのことを指します。
間違っても、「気分が悪くなるような」、「精神がいら立つような」、「意気消沈するような」、そのように感じられる痛みではありません。そうしたタイプの痛みであれば、それは残念ながら、該当部位に余計に負担がかかっているということを意味していると思います。
ですから、痛けりゃ何でもいいというわけではありません、念のため。
とにかく、「この辺がどうも変だなぁ…」「ここで引っかかるんだよなぁ…」こうした漠然とした自覚が、見事に解消する時に伴う痛み…それが今回紹介した「痛さ」ということになります。
この感覚は、これまで如何に、どれほどまで、苦しく異常な状況下で生きてきたのかということをまざまざと思い知らせてくれます。そして、とにかくこの上ない快楽をもたらしてくれます。
※今回の記事は、特に不調が何年も解消しないという症状の慢性化した方が参考にしてください。
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