噛み合うようになるもんだな

鏡で見ても、明らかに下顎の歪みがわかった当時は、歯をカチッと噛み合わせてみるだけで、「合ってないよな～～」というのが感覚的にわかる程でした。
大分治った今では、（とはいえ、何の矯正器具も使いませんでしたが）「あぁ～合うようになったな～」というのがしみじみ実感できます。駄目だった時期があるからこそ、一層噛み合わせの状態が好転しているとはっきりわかるのです。

それにしても、あんな頑丈な顎の向きや角度が、何十日、何百日と経つうちに、移動してくる。しかも、正しい位置へ戻ってきてくれる。ホントによくできてるもんだなぁ。
元はというと、そのために自分で治そうと決意し、日々を過ごしてきたんですが、回復への疑念が全くなかったかと言われると、そうではありませんでした。もしかしたら、噛み合わせなんて、個人の骨格として決められたもので、もう現状そうなった以上は、戻しようがないのではないか等々…。決して始めから自信の塊だったわけではありません。

それでも、噛み合わせをどうにかマシな状態にしようというモチベーションが尽きなかったのは、当時の噛み合わせのままでは、どうにも体調がしんど過ぎたということと、噛み合わせが少しでも好転すれば、確実に体の状態が上向くという実体験があったからでした。