顎関節症 called TMD in English |
顎関節症とは、シンプルに言ってしまえば、「異常」が「正常」になっている状態を言うのだと思います。
通常、人間の体は、異常な状態になると正常な状態に復元しようと作用します。しかし、顎関節症が進行している人は、歪んだ顎関節が当たり前の状況になってしまっていて、そのままにしていても、その顎関節はずっと歪み続けたままなのです。
ですから、この状態を改善していくためには、自らが小まめに意識をして、顎関節が本来あるべき状態に調節していかなければなりません。
と、記述するのは簡単ですが、これがなかなか骨の折れるプロセスなんです。例えるなら、骨折のあとのリハビリのようなものと考えてもらっていいと思います。
いずれにしても、顎関節症を緩和していく第一歩として、まず自分が当たり前だと認識している噛み合わせの感覚を疑っていくことだと思います。
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