殴られずとも…顔面からのメッセージ
先日の、市川海老蔵の会見での顔付きを見ていると、相当なダメージがあったことが窺えました。
特に頬骨の陥没骨折と報道された、顔の左側は顕著でした。
ゆっくり、落ち着いた口調で、時折しっかりと前を見据えつつ、芸能人らしい風格ある受け答えを実践していたとも見えました。
しかし、どこか違和感というか、いつもの海老蔵さんとは別人のような印象を持った方も多いでしょう。
事実、健康時と比べて、顔の表情筋はすっかり張りがなくなり、ほんの数日間とはいえ、かなりストレスを溜め込んだ時間を過ごしていたように思われます。
さらに、前回の文で予告しましたが、彼の顔の右半分と左半分をスパッと分けて見てみると、発言中、表情を作れている(変えることができている)のは、実は顔の右半分だけなのです。
※当時の写真リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101207-00000329-oric-ent.view-000
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101207-00000526-sanspo-ent.view-000
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101207-00000616-san-ent.view-000
顔の左半分の方は、会見中どの場面でも、何かに怯えているような、もの悲しい雰囲気のまま、固定されているのです。
これは、本人が会見中に話していた通り、手術を行った部位にかなりのダメージが残っているということなのかもしれません。
痺れや痛みが残り、表情を変化させる余裕がまだないということでしょうか。
あるいは、
会見中、本人が意識的に目一杯、気丈に振る舞おうとしていたことを意味しているのかもしれません。
というのも、意識でコントロールしやすいのは、顔の右側です。これは、顔の右側が理性的思考の影響を強く受けるという説に基づいています。
つまり「しっかり会見しないと。」という意識が非常に強く働いているため、顔の右側については、積極的に動いているのです。
逆に言うと、左側の顔は、意識してもごまかしが効きづらいため、会見中ずっと彼のリアルな心境を映し出していたのではないかとも思えてくるのです。
ま、個人的な解釈なので、参考がてら読んでくれればと思います。
ところで、私のケースでは、別に殴られたわけではないのに、顔の頬付近が目立って陥没していた時期がありました。自分の場合は右側です。
そして、左に比べ、右目が上方変位で、これまた海老蔵氏とは逆です。
一夜の出来事ではないけれども、長い歳月、少しずつ少しずつ、変化が進み、目で見て分かる程の様相になっていたのです。
いったい、殴られた訳でもないのに、どんな種の力が顔面にかかっていたのでしょうか?それは、必ずしも殴打のような外的な力ではなく、内的な力の可能性もあります。
それは、自分自身の力。
自分自身が右の顔面を後ろ側にひっぱることで、顔面の陥没が形成されていきます。
とはいえ、自分で顔面を引っ張ることなど本当にあり得るのでしょうか?
この場合、意識的に引っ張るというよりは、結果的に引っ張られていたという表現が妥当になると思います。
体幹が不自然に歪むことにより、頭部を背後に牽引する力にアンバランスが生じることになります。こうなると、四六時中、頭部に不自然な力が加わり続けるのです。
心理面との関わりも深そうです。表情は心を映し出しますが、敢えて、映さないような表情を作ることも可能ではあります。
人の内面で葛藤が生じる時、往々にして、「こうしたいVSこうしたくない」、「そう思うVSそう思いたくない」というつばぜり合いが、一個人の中で、繰り広げられます。そして、その状況は、顔に投影され、不釣合いな、ぎこちない表情が作り出されることになります。
さらにおもしろいのは、こうした自身の顔の陥没、不釣合いは、少しずつでも修正していくことが可能だということです。(別に、外科手術をするわけではありません。)
これは、このブログのテーマの一つである、噛み合わせの改善とも、表裏一体の関係にあります。
内面的、心理的要素が顔の不均衡に影響しているとなれば、逆も真なり。
心理的な変化をきっかけとして、顔の均衡が整う方向へ、内的な力を生み出すことだってできるのです。
とは、経験者の一意見です☆
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