Still Getting Younger～そんな均衡に用はなし～

※関連トピック→「若返る日々」

先月、30代になりましたが、今後しばらくも、どんどん体が若くなっていくという未来に変化はなさそうです。贅沢なことに、まだ心身の状態が整う余地が残っており、それを自分なりに整えていく術もかなり掴めているので、後は、良い方に自分のコンディションを転がしていくだけです。

しんどい身体では、どんなに楽な省エネ人生を送っていても、結局は体が辛い。
理想的なコンディションの身体では、緊迫した状況にあろうが、多忙な時間を過ごしていようが、多少は疲れても、休めばとれる範囲の疲労で済んでしまう。

まさに、「地獄の均衡」で成り立っていた自分の肉体は、心身の限界（私の場合は、顎関節症やメンタルの不調として表れる）をきっかけとして、その「地獄の均衡」を放棄することを決意。「理想的な均衡」への移行を開始します。コンピュータのようにデフォルト設定ボタンを一押しすれば済むような単純な解決策はありません。そのため、少しずつ少しずつ本来の状態へ近づいていくことになります。
全ての人々は、その「理想的な均衡」への道のりを「感じる」ことはできるはずです。心身が心地よいと感じることができれば、それが理想の地へ近づいている裏付けになります。もちろん、薬で感覚を操作させていては意味がないですが。

地獄の均衡といえど、文字通り「均衡」してしまっているので、その均衡を崩すとなると、何らかの刺激が必要になると思います。身体の均衡は、人の心身の総和として成立すると思うので、肉体に変化をつけるか、精神に変化をつけるか…。意外に、成立済みの均衡を頑固に凝り固めてしまっているのは、精神だったりします。

特に、「地獄の均衡」レベルにまで、身体に無理を強いた状況が進行している方であれば、肉体と連動させる形で、メンタル面も変えていく必要が生じるでしょう。実は、それがあなたが一番望んでいないことかもしれません。
ところが、「現状の均衡」を生み出しているのは、今のあなたそのものです。そして、その均衡状態が心身にとって辛くて堪らないというのであれば、今のあなたに修正を加えるしかないのです。

メンタル面に変化を加えると聞くと、何か自身が突拍子もない存在へ変わっていくのかと不安を覚えるかもしれませんが、正確に言うと、変わるというより「戻る」のです。オリジナルに回帰するということです。あなた自身に無理な修正を加え続けてきたのは、実は、あなたがこれまで歩んできた道のりの方かもしれません。