Stop clenching or grinding...and it's not over!

海外の顎関節症（TMD）に関するサイトを見てみるとなかなか興味深いものが多いですね。
少なくとも、日本より症状が体系化されてきているのかなというのは、感じます。

（参考）　http://www.deardoctor.com/articles/tmd/

やはり、王道として、食いしばりや歯軋りが、顎関節症を引き起こすと紹介されている内容が目立ちましたので、私個人の経験も踏まえて補足していこうと思います。

It is commonly said that clenching or grinding habits cause TMJ disorder.
So, if you stop clenching or grinding habits, are symptoms of TMD really cleared?
Well, it might get better a little bit, but I don't think symptoms of TMD are gone.
Maybe, you feel good, but also you feel a sort of uncomfortable, still.
Anyway, stopping those habits is a progress of recovery, and your ultimate goal is to get back a habit of dealing with some daily stress in right way.

よく言われているのは、食いしばりや歯軋りの癖、やり過ぎが、顎関節症を引き起こすということです。その通りだと思いますが、
もし、あなたが、食いしばり・歯軋り癖を解消したとして、顎関節症の辛い症状はなくなってくれるのでしょうか？

おそらくは、多少良くなるでしょうが、顎関節症の引き起こす不快感が完全になくなるとは思えません。
いずれにせよ、そうした癖を解消することは、症状克服への一歩ではあります。そうして、あなたの究極の目標は、日常的なストレスへの正しい対処法を取り戻すということです。

It is so difficult to feel what you are doing instead of clenching or grinding, but you are definitely doing something, I mean, you are going to tense some part of your body, for example, other muscles which never cause your clenching or grinding.

あなたが、食いしばりや歯軋りを止めた代わりに、一体何を行っているのか…？これを実感するのは非常に難しい。ところが、あなたは必ず何かやっている。すなわち、あなたは体のある一部分を緊張させるに違いない。例えば、食いしばりや歯軋りを引き起こすことのない、どこか別の筋肉…そこをあなたは緊張させるのです。

Unfortunately, those tense muscles also make you suffer because the balance of your body is distorted eventually.

残念ながら、それら過緊張が起きた筋肉もまた、あなたに辛い症状をもたらすことになるでしょう。というのも、身体のバランスは、その不自然に偏って緊張した部位によって、歪められてしまうからです。

So, I am going to advise you how to get back a true habit, the correct way to take care of stress.
The truth is...use your facial expression in right way. 
This is what we are, just try to behave normally as human beings. The simple, but we often forget the simple.

というわけで、私がアドバイスしたいのは、日々のストレスに対する正しい（心身に負担を強いない）対処法です。
それは…ずばり、感情に応じて、きちんと顔の表情を出すようにするということです。
これは我々そのもの、人間らしく自然に振る舞えというだけのこと。単純なことです、しかし、時として、我々は単純なことでさえわからなくなっている…

In other words, clenching can help you not to show your facial expression toward people. Some people repeat this again and again for some reason, and end up making a habit of clenching or grinding...

言い換えると、食いしばることで、あなたの顔面に多様な表情が表れるのを多少防ぐことができてしまいます。人によっては、何らかの事情で、これを繰り返し、結局、食いしばりや歯軋りを自ら習慣化させてしまうのです。

If I say like this, it is quite natural that mental factor affects TMD symptom in many case.

このように見てくると、メンタル面の要因が顎関節症の症状に大いに関わってくるっていう話も、けっこう納得できますね。