自動車は、アクセルとブレーキを適切に踏み分けることで、あとはちゃんとハンドル操作しさえすれば、問題なく運転することができます。
人もきっと同じで、心身のアクセルとブレーキ…適切に使い分けて日々生活しています。
人間でいうと、アクセルとブレーキは、意識的に作動する領域と、無意識的に作動する領域があります。前者は文字通り、意識がコントロールし、後者は主に自律神経がコントロールします。
人間が、もし心身のアクセルを踏み過ぎているケースだと、比較的容易に社会生活に支障が出てくるので、自ずと修正を図ろうという意識が働きやすいと思います。
対して、ブレーキの踏み過ぎは、短いスパンではあまり大きな問題が生じることはないと思います。それが災いして、ブレーキの踏み過ぎは、癖になりやすい。
当然、アクセルを全く踏まなければ、車も人も動くことができませんが、常にブレーキを踏んだ状態で、懸命にアクセルを踏み込んで生活を続けていくかもしれません。そうした状態も、結局は、ブレーキの踏み過ぎが習慣になってしまっていると言えます。
ブレーキが踏まれっ放しになっていると、平たく言うと、肉体と精神が疲弊します。無駄に疲労します。
これは、医学的には何ら問題はありません。
そうして、元気な「はず」のあなたは、元気がなくなります。やがて時は流れ、元気のないこの瞬間、自らは健康でいられていると認識を切り替え、日常にその身を委ねていきます。
ブレーキの踏み過ぎ!?~Brake & Gas Pedal~
1/07/2015
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