Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2009年6月13日土曜日

 
 前回の記事で、顎関節症克服の第一段階として、まずはこれ以上悪化させないことに集中しようという話をしました。今回はさらに具体的なことを書いていこうと思います。

食いしばりや歯軋りの癖をストップさせることは、顎関節症の悪化を防ぐことにつながります。裏を返すと、この食いしばりや歯軋りの癖を解消しない限り、顎関節症の症状はますます深刻になり、日常生活に大きな支障をもたらすことになるでしょう。

 
歯の食いしばり、歯軋りの癖がついてしまうのはどういう方かというと、たいてい長期間にわたり、緊張状態が続き、歯を食いしばった状態がコンスタントに続いてしまった方々です。いつしか歯の食いしばりが習慣になり、さらには噛み合わせまでも歪めてしまうのです。
もちろん、その「長時間の緊張状態」というの人によって様々です。それは、仕事中だったり、プライベートでの悩ましい出来事であったり、無意識のプレッシャーだったり、ライフスタイルや、その人の感受性によって異なってきます。

前回も記しましたが、私はこの食いしばりの癖を解消するために、「上下の歯の間に舌の先端を挟む」というやり方を独自に実践しました。一見、アホらしい方法に感じるかもしれませんが、私はこれで歯の食いしばり、歯軋りの習慣を克服することができました。
また、このように舌をクッション(ストッパー)代わりに歯の間に挟むようになってから、当時、悪化の一途をたどっていた、様々な顎関節症の症状もひとまず落ち着いてきました。「治った」というには程遠いものの、
最悪の状況は脱することができたということです。

おそらく顎関節症を患ったほどの方であれば、舌を間に挟んでいると、上下の歯が常に舌を圧迫してくるのが実感できると思います。これは紛れもなくご自身が、無意識のうちに歯軋りをやりたがっている証拠です。おそらく、しばらくはこのような調子だと思いますが、
私の場合は2~3ヶ月すると、それまでのように、上下の歯が舌を圧迫しようとする感覚はなくなってきました。これは歯を食いしばる癖が抜けてきたということを意味しています。

是非、舌をクッション代わりとして、頑固に接触しようとする上下の歯をストップさせてください。ただし、就寝中はおすすめしません。前回も話したように、睡眠中は完全に意識がありませんから、舌を傷つけるおそれがあります。私も一度失敗して、2~3日、舌がピリピリしていました。

3 コメント :

  1. 関節円盤が擦りきれて穴あきの私ですが噛み締めがかなりあり普段は前歯の上下が接触はしてないが空間のある重なりです。このようなのも噛み締めなのですか?

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  2. たびたびすみません、あと、眠いのに頭が興奮して歌ばかり流れて寝れません。睡眠薬飲んで寝れる感じです。

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  3. のらうさぎ2014年1月26日 21:38

    みかさん、コメントありがとうございます。
    関節円盤のことはそんなに明るくないんですよね、申し訳ないんですが。
    病院に治療にいったことはないので、自分の関節円盤がどういう状態になっているのか確認したことがないんです。
    みかさんは、軟骨が擦り切れて穴が空いてしまっているんでしょうか?
    噛み締め癖のある人で、前歯が接触しているケースは多いのかもしれませんが、別に前歯が触れていないから噛み締めていないとは言い切れないと思います。
    とにかく、歪みがありアンバランスな状態になっていると、それだけで、常にに緊張し続ける、噛み締めたような状態になっています。
    眠れないのに、頭が興奮し続けるのは、自律神経のバランスがよくないのでしょう。加えて、薬に頼りがちなため、余計に自力での睡眠がうまくいかなくなっていると思います。
    意外なことに、筋肉の緊張が抜けると、リラックス状態だと自律神経が判断して、スコンと眠ってしまうものです。
    もちろん、放っておいても緊張が抜けない症状なのですから、風呂上りに体操するなり、ストレッチするなりして、外部から刺激を加えることでどうにかリラックス状態を呼び込む必要があります。

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