Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2012年10月2日火曜日

10/02/2012

この記事は非常に重要度が高いと思っています。もちろん、文字通り重要だからというのもあるんですが、さらに、世間一般で言われていることとは、幾分ズレが出ているであろうからです。

もちろん、イライラというのは、何か頭にくることがあったり、気に入らないことがあったりした時に発生する心情です。たいていの場合、イライラのもとになっているのは、喜怒哀楽の中では「怒」でしょう。怒りとともに、イライラがこみ上げてくる…これが、よくあるイライラだと言えるでしょう。

ところが、うつ病の方や、うつっぽい人、そして、慢性疲労に苛まれている人、そして、顎関節症の人達にとって、特に思い当たる節もないのに、やたらにイライライライラと「イライラの泉か!」とツッコミたくなるほど、イライラが止むことなく発生してきてしまう。
あるいは、思い当たる節があるとしても、非常にささいなことで、ずいぶんと規模の大きなイライラが噴出してくる。例えば、レベル5の怒りに対して、レベル5のイライラが発生する。これはまさに普通のこと。ところが、レベル0.5程の怒りでレベル7ものイライラが沸いて出るとしたら…これはちょっとおかしいぞってことになってきます。

そうした状態に嵌ってしまったとき、つまりイライラ過敏症、情緒不安定といった事態に陥ったとき、果たしてどのような対処が好ましいのか?落ち着きなさい。」とアドバイスされるかもしれません。あるいは、「イライラは更なるイライラを呼び起こすだけです。この悪循環を断ち切るために謙虚な気持ちになりなさい。」といさめられるかもしれません。
で、個人的には、これらの助言は申し訳ないけど、間違っていると思います。状況を悪化させてしまうのです。もちろん、症状によりますが、タイトルにあるように「わけもなくイライラする」状態に関してです。

じゃあ、どうするのがいいかというと、「足りてない」んです。何が…??「怒りが足りてない」んです。
こんなにもイライラしてるのに、怒りが足りないなんてことがあるのか?これだけイライラしてんのに、これ以上イライラしたら、もう限界を超えて自身どうなるかわからない…!と愕然とするかもしれません。心配ありません。あなたはまだまだ怒れていない。
イライラって気分は常に怒りと共にあるもんだから、どうしても「イライラ=怒」と認識してしまう。しかし、イライラとは怒りそのものではなく、怒っているにも関わらず「怒り切れない状態の時に発生する気分」なのです…と解釈できた途端、私自身の身体に及ぶ、様々な不快な症状、精神的違和感が一気に解決に向かっていったのです。謎が解けた!って感じでした。

つまり、わけもなく四六時中イライラが続いているということは、あなたの身体に真っ当な怒りが足りてない、身体が怒りを求めているということになります。
「そんなことはない、おれは明白に怒っている。」という意見もあるでしょう。なるほど、そうであれば、あなたは実に人が良い方でしょう。まだまだ十分に怒り切れてないのに、あなたはその怒り不全の状態で、既に怒ったことにしてしまっている。不十分な状態を、十分に怒った状態として自身に無理やり理解させている。何かきっかけがあるのでしょうね。愛する人のためか、失いたくない人のためか、あるいは、誰とは言わずとも、世間全体に対してか…。
いつの日か、あなたは自分自身に魔法をかけていたのです。あるいは、「おれはもう既に怒っている」という意識が作り上げた「魔のコード」は脳から全身にインストール/感染してしまっていたのです。





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