今でも忘れられないのが、職業安定所(ハローワーク)を訪れた際の、人々の姿勢の悪さです。
ってそんなことに関心を持って観察する人も珍しいでしょうが(変態!?)、私はどうしてもそういったことに興味が出るもんで…
その場には、やはり、意思に反して、解雇にあった人も多いでしょうし、なかなか意中の仕事が見つからず困っている人も多いでしょう。自分のことというより、家族の生活のことが気になって四六時中閉じこもったような心境になっている人もいるでしょう。
そんなこんなで、あのぐったりしたというか、ひん曲がったような姿勢になっている人々が非常に多い…。
一方で、異様に姿勢の良い人が目立つエリアというのもありまして…例えば、六本木。
あのエリアは姿勢が良い人、体の軸がしっかりしてそうな人が非常に目に付きます。
あとは、特にどこのエリアということではなくても、三~四十階だての高層マンションの周辺を行き交う人々、あるいはそのマンションの住人…そうした人たちも姿勢の良さが目立ちます。
すなわち、暮らしぶりがよくて、意気揚々としているといえるでしょう。それが姿勢へと出る。
さらに、意外かもしれませんが、あれだけ姿勢が良いということは、健康の度合いが高い→仕事の能率が上がる→仕事の評価が上がる→生活水準が上がる→心身が充実する→さらに姿勢が良くなるといった循環が存在していると思います。これは持論ですが。
裏を返すと、姿勢の悪さ、体の歪みが、健康を大きく阻害してしまう顎関節症や不定愁訴、うつ症、そうした状況にある人々が、まともなコンディションで仕事に臨めるはずもなく、自ずと成果も出にくいし、結局、将来的に豊かな生活にはつながりにくいでしょう。
絶対ではないにしても、やはり相対的には不利です。本来の身体の機能を活用できない、見た目も相対的に悪くなるということなので、仕事、遊び、恋愛、全てにおいて、弊害となり得ます。
と同時に、厄介なのは、想像できるように、本来の身体の機能を発揮できていないということなど、当然他人にはわからないし、身体の持ち主である自分自身にもよくわかっていない。
「とにかく、うまくいかないな、辛いな。」という思いのみが、残酷に横たわるだけなのです…
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