顎関節症対策ストレッチ
今回も前回に引き続いて、顎関節症に有効と思われるストレッチ等を紹介をします。もちろん、症状の種類、程度によって、向き不向きがありますから、ご自身でしっかり確かめるようにしてください。
まず、食いしばりのひどい方、噛み合わせが低い方というのは、奥歯が普通の人より、奥に納まっていると考えられます。なので、
口全体を前方に突き出して見ましょう。タコさんのように口をとがらせるようにします。
次に、あごには上顎、下顎がありますが、顎関節症で主にずれるのは、構造上、下顎ということです。よって、
下顎を左右にずらしたり、前方に下顎だけを突き出してみましょう。また、斜め前方に突き出すというのも試してみてください。
たいていの顎関節症は左右どちらかに偏ってずれるものですので、その場合まっすぐ前方に突き出すよりも、左右どちらかの斜め前方に突き出す方が効果的かもしれません。
そして、ここからさらに大事になってくるのが、どれが自分自身に効果的なあごの運動が気付くというところです。顎関節症になっている方であれば、上のような動きをすると、メキメキ、ジャリジャリといった雑音を伴うのではないかと思います。その感覚があなたにとって心地よいものであれば、そのストレッチ、運動はあなたにとって効果的です。要は、気持ちよいと感じるか、そうでないかで判断してください。あいまいな表現と思われるかもしれませんが、単純なことです。あなたの感覚が全てなのです。あなたが良いと感じたものは、あなたの顎関節にとっても良いのです。手ごたえならぬ、あご応えのあるストレッチを見つけてください。
一旦、ご自身に適したあごの動きがわかったならば、暇があるときにひたすらその動きを繰り返してください。癖になっている間違った関節の状態を修正しなくてはならないので、コンスタントに続ける必要があります。
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