先日、「世界一受けたい授業」というテレビ番組で、誰でもできる簡単な噛み合わせのチェック方法が紹介されていたそうです。
ブログの読者の方から話があったので、私自身、その確認方法がどんなもんか試してみましたーーー。
その紹介された方法とは、
割ばしを左右の小臼歯(奥歯の手前寄り)で噛んで、そのラインが瞳孔のラインと平行かどうかで、噛み合わせの良し悪しを判断するというものでした。
てなわけで、コンビニから割ばしを手に入れた私はさっそく噛んでみました。。。
うん、これは一目瞭然で、わかりやすい!
自分はわ~ずかに右上がりになっていますが、そのわずかな傾きも割ばしだとよくわかります。やはり
割り箸は細長くてストレートなので、ちょっとした傾きも把握できて非常によいです。私は自分で口を開けて、鏡を見たりしますが、この割ばしを使えば慣れていない方でも簡単にわかりそうですね。そして、瞳孔のラインと比べると、、、
んん!?ちょうど平行か!?
割ばしが少し傾いているのに、平行とはどうしてでしょう。
以下が私の場合の簡単な図です。わかりやすいように傾きの角度は実際のものより、極端に書きました。
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それでも、顎関節症で顔に歪みがみられるケースがよく聞かれるのは、顎関節症の方はあごオンリーというより、頭部全体に歪みが生じているからだと思います。あごではなく、「頭部全体が歪む」と表現すると一気に深刻度がアップする感じになりますが、それぐらい深刻な状況が起きているのだと思います。だからこそ、得体の知れない多様な症状を患者の方は経験することになるのでしょう。単に顎だけといったスケールの小さな話ではないんだと自分は考えます。
図を見るとわかるように、私の場合、
やや右目が釣り上がっていて、瞳孔の位置も1~0.5ミリ程右の方が高いです(割ばし実験を行ったその時点の描写)。ちなみに、もっと症状がひどかった時は、普通の状態で、右目の大きさが左目よりも小さくなっていました。
また割ばしの話に戻りますが、割ばしの先端を軽く指で触れてみてください。どちらかのサイドだけが、カタカタと揺れて、もう一方のサイドはしっかりと固定されて動かないというのであれば、それも噛み合わせがずれている証拠になると思います。下の図のような感じです。
カタカタ動くサイドが、噛み合わせが低くて、ガッチリ動かない側が噛み合わせが高いということになります。
端を指でチョンってしてみてください |
割ばしを噛むと、噛み合わせのずれが非常にわかりやすい
瞳孔のラインと平行かを比較するのはどうかと思う。(瞳孔ラインは真っすぐだという前提に立っているけど、実際は瞳孔がまっすぐでないケースがある)
割ばしの先端を動かすことで、噛み合わせの確認がさらにはっきりできる。
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