Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2011年2月15日火曜日

2/15/2011
いくつか書き溜めている文があります。
って別に遺言じゃないですよ!
普通にブログ用の話です。
そのなかで、「あ、これ結局アップしてなかったんだー。」ってのがあったので、今回はそれをペーストします。
では、以下始まり~

次項有久々、時空をさかのぼり、体調が悪くてどうしようもなかった頃の話です。
I love coffee, especially American. The moment with coffee always makes me feel so good.
なはずだったのに…なんで、なぜだがく〜(落胆した顔)
顎関節症blog

アメリカでしばらく暮らしてからというもの、すっかりコーヒーがなくてはならない飲料になった自分。
しかし私は、こうした自分の趣向さえ、ずたずたに引き裂かれそうな事態に直面していたのです。
それは、「コーヒーを飲むと具合が悪くなる件」
当時、職場にはコーヒーメーカーがあって、好きなときに従業員が飲めるようになっていました。いいですよねー。
飲めばいいじゃん。ハイ、もちろん飲みますよーるんるん

…ところがです。体調の最悪期、職場でもしばしば、体に異変が生じていたというのは、既に文章で紹介した通りです。
もちろん、仕事中にこんなことが起きては自分自身困るので、いかに体調の悪化を招かないかというのが、仕事をしながらの自分の最重要課題だったのです。
そして、自分の体調を注視する過程で、何点か判明してきたことがあったのですが、その1つが、コーヒーを飲んだ途端にどうも調子が悪くなるという件でした。
正直、この現実は認めたくなかったですバッド(下向き矢印)せめてもの、リラックスタ~イムとして、コーヒーを楽しんでたつもりだったのに…
でも、何度試しても、何度飲んでも、コーヒーを口にしていると、ボワーン、ボワーン(私なりに不吉な予兆を効果音にしています。)と頭部の循環が鈍ってくるのです。

こうした現象がはっきりしてきたため、私は仕方なく職場でのコーヒーは原則「1日一杯まで」と心に決めたのです。それでも飲む執念(笑)。
と同時に、なぜ体調に悪影響があるのか考えました。私がまず思ったのはカフェインが自分の身体に悪影響を与えている?ということです。眠気覚ましといえば、カフェイン。カフェインと言えばコーヒーというぐらいですからね。みなさんも、仮にコーヒー摂取によって体調が変になるとしたら、カフェインと相性が悪いのではないかと、真っ先に考えるのではないでしょうか?
実際のところ、素人(しかも瀕死状態)考えでは、もはやこれ以外、因果関係が思い当たらなかったんです…。
程なく、顎の状態も含めてゆっくりと私自身の体調が良くなっていったため、そのうちコーヒーを飲む頻度も、そんなに気にする必要がなくなっていきました。事実、コーヒーを飲んでも、状態が酷かった頃のように、体調が悪い方へ傾くことはなくなったのです。ただ、本当にカフェインのせいだったのかどうか?それは、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」と決め手に欠けたままでした。

それから時は流れ、私は自分の顎、咀嚼筋の状態をリアルタイムで感知できる能力に磨きがかかってきました。さらに、一端の解剖学的知識も独自に収集しました。そうして、このコーヒーの件のFA(ファイナルアンサー)が明らかになってきたのです!

人は飲むときも噛む!?
飲む時、もちろん液体を噛み砕く必要はありませんが、噛むときに働く筋は、飲む時にも収縮するのです。特に「頬筋」と呼ばれる筋が関係してきます。この筋は、一般的な解剖学の解説では、咀嚼との関連性は言及されていたり、されていなかったりという状況ですが、一応、咀嚼を「補助する筋」としての位置付けがなされています。この筋は咀嚼するときだけでなく、特に「液体を飲む」とき、その存在感が大きくなります。この筋は「頬を歯列に押し付ける」。その機能のおかげで「液体を円滑に咽頭、食道方面へ運ぶ」ことができるのです。
特に「液体」が口の中にある時は、この頬筋のしっかりしたサポートがないと、下手すると液体は口元から、ダラダラっと流れ落ちてくるかもしれません。重力の法則通り、物質は上から下に動きます。にもかかわらず、我々はわざわざ顎を突き出して口内の位置を高くしなくても、顎を引いたままでも、口内の液体を、円滑に咽頭部へ流し込むことができるのです。その一連の動きに頬筋が関与していると考えてください。

そしてこの頬筋は解剖学上の咀嚼筋と、ちょうど赤十字マークを形成するように交差しています。つまり、部分的に重なっているのです。そのため、この頬筋がグッと収縮すると、それと位置が重なっている咀嚼筋も、その起始部と停止部の距離が狭まる関係で、同じく収縮することになります。さらに咀嚼筋は一種類ではありません。咀嚼筋の一種が縮まるということで、それと連動して動く「その他の咀嚼筋」も同様に縮むでしょう。例えば側頭筋(頭の横部分)も縮むでしょう。
��また、液体が咽頭部を通過する瞬間も、反射的な咀嚼筋の収縮が起こります。嚥下時、瞬間的に咀嚼筋が収縮することで、食物が通る通路が広がるからです。粒の大きなタブレットを水と一緒に勢いよく飲み込む時など、この緊張が自覚しやすいと思います。

このように、液体を飲むときでさえ、咀嚼に関連する筋の収縮が発生するのです。だから、文中で、人は飲むときも噛む!?という表現を使ったのでした。

でも、まだまだ「なぜ、コーヒー喫茶店?」という謎は残ったままです…続く


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