「発声」で「ストレッチ」とはなんたることや!?と感じるかもしれませんが、主に、咽頭に関わる筋のストレッチが狙いです。⇒何で喉が凝っているのかなんて、それは各々の胸に手を当てて思い返してみてください…。
そして、この発声ストレッチとは、顎関節症の人にすすめるストレッチなんですよ。へー、そうなんかー(棒)。でも、真面目な話です。
咽頭を動かす筋肉が存在します。これらをどうにか内側から刺激したい。あ、映画が始まるので、あまり長くは書かないですが、この発声ストレッチでは、ずばり「母音」を発音してください。半端ではなく、しっかりと発音しましょう。腹の奥底から空気を押し出すように、力強く、くっきりと発声します。
まず、おすすめは、「お」です。各々の症状によって、相性の良い母音が多少異なると思うので色々試してください。「あ」や「え」も是非トライしてください。「い」はあんまり向かない気がしますけどね…。
「お、お、お」と言う時は、なるべく逞しく彫りの深い声を出すイメージで、例えるならゴリラが、「オー、オー、オー…」という感じの響きです。おそらくは、我らの祖先の声ですね。体がめちゃくちゃになってしまったら一旦は原点(祖先)に帰りましょう。ちなみにあまり高い声では、「お、お…、」と言わないがいい気がします。色々と自身の体で試してください。単に音を口に出すだけでなく、空気を腹の底から、声とともに力強く押し出してください。
さらに、オプションで、「あ」と「え」の中間の発音をやってみるのもいいでしょう。別に日本語の枠に囚われる必要はありません。今のあなたは、只の原始人です(笑)。みなさんの大好きなAppleの「A」:これが日本語で例えると、「あ」と「え」の間の発音です。または、「あ」と「お」の中間音もよさそうです。
英語は日本語より、母音の種類が多いので、ラップで韻を踏むときのバリエーションが作りやすいと考えられています。だから、英語のラップミュージックの方が多彩な音に聞こえるとも言われているのです。
話は反れましたが、是非相性の良い母音、(喉元、首、頭、顎関節付近に効くなーと感じられる音)を見つけて、ストレッチに取り組んでみてください。
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