「きゃりーぱみゅぱみゅ」の顔を読み解く
自分はテレビは見ないので、時として流行に疎くなる傾向がある。といっても、ネットは見まくるので、自分の好む分野はずぶずぶと深く知ってることもある。
で、最近っつーか、もっと前からなんだろうけど、きゃりーぱみゅぱみゅってタレントがブレイクしてるんですね。大江戸線に乗ってる時にテレビ番組(キャサリン)の広告を眺めていたら、その子が載っていたんです。
その車内広告がこれ→ http://www.natalie.mu/owarai/news/66621
TV番組にレギュラーで出るってことは、ポピュラーになってきてるんだな…と。観月ありさの顔はわかるので、消去法で誰がきゃりーぱみゅぱみゅなのか知ることができた。そして、名前もさることながら、その顔も興味を引く部分があったので、彼女のことを少し調べてみた。
超簡潔にまとめると、数年前、読者モデルとして人気が急上昇して、あれよあれよ…ということらしいのだ。発信地は、原宿。まぁ、タイプ的にそうだろうな。そして、きゃりー語って言葉を駆使するらしい。ゆうこりんがこりん星を卒業したから、タイミングとしては丁度いいのかもしれないですね。
で、なんでこんな話題を書き始めているかというと、個人的に、きゃりーの顔立ちが実に印象に残ったんです。どんな印象を受けたかというと、「すげー素人の顔だな。」と思ったんです。
で、調べて見ると、2009年頃に読モとして出始めたようだから、ほんの約3年前までは普通の女の子だったわけです。要は、私はきゃりーの顔が普通過ぎて、それが逆に気になってしまったのです。
大概、テレビ、雑誌に映る仕事をしている方々というのは、表情の筋肉が実に発達している。これは俗に、表情が生き生きしているとも言う。なぜ表情筋が発達するかというと、日頃からそのような仕事を続けているからということもあるし、そのような仕事を目指し、継続していこうとする人は、当然、表情のトレーニングを積むだろうし、特に女性は生き生きした表情のための細かなケアも欠かさない。
ところが、きゃりーには、全くもってその様子がない。まさに一般人の表情をしているのだ。これは、きゃりーの第一線への抜擢がいかに突然行われたものかということを示唆しています。きゃりーは、いわゆる「職業的な顔」が出来上がる前に、第一線に躍り出ることになった。だから私は、彼女のキャリアをざっと見た時、「やはりな」と思ったのです。
具体的には、頬付近の盛り上がりや立体感、こうした特徴がきゃりーにはまだ見られない。アンジー、沢尻えりか、蛯原友里、山田優…彼女たちの表情筋の発達は半端ない。そう、まさに彼女達は女優であり、映画スターであり、モデルなのです。
テレビ広告に一緒に載っている観月ありさの表情と比べてみるのも手っ取り早い。ありさ姉さんの百戦錬磨の表情の発達を、十二分に思い知らされるはずです。「輪郭具合の差では?」と思われるかもしれないが、女芸人の渡辺直美だって、あれだけふくよかな顔をしていながら、かなりの表情筋の発達がうかがえます。
ネットで拾える、きゃりーのスナップショットを見ても興味深いことに気付きます。きゃりーの写真は、いわゆる白い歯を覗かせ、口角をニコッと上げる、あのモデル的「定番の微笑」があまり見られない。その場の流れでかすかに微笑んでいるか、口を1,2ミリ程わずかに開いてボーっとした表情で写ってるものが目立ちます。
つまり、モデルとはいえ、「いわゆる、モデル」と比べるとかなり異色です。とはいっても、あくまで「原宿的カリスマ」としての地位を鑑みるなら、現状のような表情が一番ファンのツボに届くのかもしれません。あるいは、キャリアを積むに従って、彼女の表情も変化していくのか…数年後にはその答えも出るでしょう。
「つけまつげをつける」を強引に1秒間で言おうとすると、この6文字、「つけまつける」が誕生した…というわけなのかどうかは私は知らない。
This is the Pamyu-Pamyu!
上を見た後にさらに下を見ると、人類の多様性につくづく感服することでしょう
Sexy, enough said
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