私は意識の基準値に変化を付与することで、安定したレベルで顎の位置を通常に戻してきた。歯を削る、マウスピースをつける、といった処置は一切行ったことがない。専門家が皆無に等しいテリトリーでは、己が道を行くのみ。そして、何よりも責任は自分自身でとるということ。
もし、顎が5ミリずれているとすれば、意識の面では、ざっと1キロメートルは本来あるべき場所から離れている…そんな感じだ。
自分の身体が50センチ前に出たとして、出足の鈍った自分の意識は30センチしか前に出ないかもしれない。ところが、元々の時点で意識は既に1キロ後方にあるのだから、結局意識はトータル1キロ20センチも自分に届いていないのだ。
言い換えると、あなた自身から完全にずれ切った意識とは、あなた自身が完全に別物の何かになってしまっているということを象徴している。あなたはニセ者であり、周囲の人々は完全に偽物を掴まされているという始末だ。
ところが、その偽物は意外にも周囲からは気に入られているのかもしれない。だからこそ、あなたは別物の何かであり続けることに別段の違和感を覚えることもなくなっていく。
日常的な自分が、日常的な日々を、今日も過ごしているんだという狂信に支配されていく。
やっぱ五輪出場選手ともなると皆顔の輪郭がいいよな~
— のらうさぎ@tempered glassさん (@UsagiNora) 7月 28, 2012
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