雅子妃殿下はずいぶん長いこと適応障害とされていますが、今後この症状が完全に治る確率はほとんどないだろうと思います。
彼女が妃である限り…妃であらんとする心的状況が、体調を狂わせる発端となっているのですから(今もこれからも、妃であられるお方です)、今後、「きっかけ」が根絶されることはないといえます。
ところで、私が、自身の不定愁訴、顎関節症、うつ…何と呼ぶにせよ、この厄介な体調をいかにして挽回を始めたかというと、⇒「どんな場面の時に体調が悪くなるか?」ということを粘り強く把握していったということが言えます。
⇒私的体調が悪化する場面
⇒体調異変:私的場面別ランキング
口で言う程簡単でもないですが、確かに、どんな場面で具合が悪くなっていくのか、体調が急変していくのかということを徐々に掴むことができました。
さらに踏み込んで言うと、ある場面において、自らの心境、肉体がどんな反応を行うか?ということが直接的に体調へ影響を及ぼしてくるのです。しかし、心の動きやそれに伴う体の反応は、何らかの場面、状況に呼応する形で発生するため、結局は、どんな場面に身を置いているのか?というのが第一段階のカギになるわけです。
ですから、雅子様も当然、常に自らを「妃」と自覚していることと思いますが、とりわけ公務に当たるシーンでは、より一層「妃らしく」あろうとすることでしょう。この「妃らしく」あろうとする心境と、それに伴う(連動した)身体の反応、これが体調悪化のスイッチを入れているのだと思います。
そうして、現実に、公務中にこのように体調が下り坂になると、「しっかりしないと。」と思うはずでしょう。それにより、より一層「妃らしくあろう」とする思いにスイッチが入る=体調悪化のスイッチが入り、最悪、しゃがみ込むしかないような苦しい体調へと推移していきます。
人はよく「自分らしく自分らしく」と言いますが、その「自分らしさ」の真偽を確かめる術はありません。唯一、それができるとすれば、あなた自身の身体だと思います。
そして、体調悪化のスイッチを実際に入れる身体の反応とは、具体的には、喉元や舌や首のような「表情の一歩手前」で作用する筋肉の反応だと私は感じています。
例えば、「笑った表情が変わらないように」と強く意識した時、その表情をしっかり固定するために、必要以上の緊張が特定部位に発生します。
もちろんこれだけで、居ても立ってもいられない程に体調が悪くなるということは、健全な人はまずないのですが、慢性的にぎこちない身体の使い方が癖になっていると、常に臨界点スレスレのような地点を、体調のバランスが漂っているため、ちょっとしたこと、場面が変わった…感情が込み上げた…たったそれだけのことで、無情にも身体機能がダウンしてしまうのです。
雅子様で知られる適応障害:「解剖学的」考察
11/05/2014
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