Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2010年6月23日水曜日

6/23/2010


 ご存知の通り、職場や家庭で、PCスクリーンを見続けて過ごす機会が多くなりました。
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スクリーンを見ているときにどんな表情になっているか?タイピングをしている時どんな顔をしてるか?
実は、PC操作中、ずーーーっと、同じ顔になっていることが多いのではないでしょうか。

人と話し続けている場合は、通常、顔は大なり小なり変化を繰り返し、表情を構成する筋も絶えず動き続けます。
ただ、向き合う対象が「人」ではなく、「スクリーン」である場合、(これは個々人の癖、習慣にも大きく依存してくると思いますが)一定の表情が変化することなく時間が経過していきます。
そのため、PC操作時間が長ければ長いほど、その全然変化のない表情がずーっと固定されていきます。
この表情の固定化は、元々はPC操作中限定のはずですが、あまりにPC操作の、1日の中で占める時間が長いため、PC操作中以外でもその固定化された表情が維持されてしまうかもしれません。
そして、もしその固定された顔が「ほんの少し」力んだ顔であった場合、いつでもどこでも「ほんの少し」力んだ顔をして日々暮らしていくことになります。
さらに踏み込むと、「ほんの少し」力んだ顔が「普通」の顔になるため、次に「ほんの少し」力む時は、「やや力み傾向の普通の顔」から、「さらにもう一歩力んだ顔」をしなくてはなりません。

ここまで、スクリーンの注視を発端とする、「少し力んだ顔」の定着を、一連の流れとして説明してきました。
しかし、これは全ての人に当てはまるというわけではなく、該当する人と、そうでない人、明暗がくっきり分かれるだろうと考えています。

��Cの操作をしている時も、特に表情が固まる癖もなく、普段と同等の顔の動きでスクリーンを眺めている人もいるでしょう。このケースでは、普段の表情が固まってしまうとかそういった心配は皆無に等しいのです。
問題は、PC操作中についつい表情を固定化させてしまう「癖、性質」をお持ちの方、そういった方は何らかの対策を講じた方がよいでしょう。
もちろん、顎関節症で、開口がうまくいかない方にとって、表情の硬直化はぜひとも注意したい事項です。表情で部分的に固まった場所が出てくると、顎関節のスムーズな動きが妨げられ、顎を傾かせる(ずらす)ことで円滑な咀嚼運動を維持しようと体が反応していくかもしれません。

そうした顔の硬直を避ける対策とは、PC操作中になるべく表情に動きをつけるようにすることです。
確かにあなたが向き合っているのは、無機質で平面的な人工物に過ぎませんが、自分の目の前にいるのは、「人」や「可愛いペット」だと思って向き合うのです。単にスクリーンを「見ている」というのではなく、「スクリーンと対話をしている」という意識を持つと自然に表情は緩みます。スクリーンに映し出されるのは、多くの人々のメッセージだったり、考え方であったり、結局は人々の声なのです。電話のように生声が響いてくることはないですが、スクリーンを眺めつつ、誰か、何かと対話をしているんだという意識が表情の硬直を防ぐのです。
スクリーンにツッコミを入れるのもいいですし、びっくりするニュースには「えっ!」と驚いた顔をして、嬉しいメッセージが届いていれば、ニンマリしながら読めばいい。
さらに、ダイレクトな表現を使えば、「独り言の癖をつけていく」これは、PC操作との付き合いが、どぉ~しても長くなってしまう現代人にとっての、有効な自己防衛手段だと思うのです。

顎関節症ブログ
このノリなら、心配は一切無用!?

…とはいえ、「独り言を言う」のは、どうも周りの視線が気になりますか?それならばきっと大丈夫でしょう。
「気になってしまう」という感性の方なら、遠慮なく独り言を言って丁度いいぐらいだと私は考えてます。



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