全身を使った顎関節症対策ストレッチ(Part.1)
顎関節症であれば、顎関節周辺がガチガチに凝り固まっているという方も多いのではないでしょうか。一方で、体全体を見るとどうでしょう?首、肩、背中、といったパーツの固まり具合はどうでしょうか。その辺りも、妙に凝った感じがあるという場合はまず周辺(体全体)からほぐしていくというアプローチはかなり有効だと思います。または、
立っている時の姿勢があまりしっくりいかず、関節が不自然に引っ張られている感覚がある…首が下方(肩の方)に埋もれて、そのまま固まってる感じがする…そういうケースもまずは全身をすっきり伸ばしていった方がいいでしょう。
さっそく、私が一押しの、「一人でできる全身ストレッチ」を紹介します。このストレッチは私個人としては、非常に効果が高いものだと実感しています。案外、顎関節症の方に限らず、体の各部の凝りに悩んでいる全て方に効果的なのではないかという気もします。
やり方は、
ふとん、ベッドに仰向けになってください。
そして、まず、体を自分なりに、真っすぐピンと伸ばします。
これ以上身体がピンと伸びなーいという段階から、さらに、どちらかの足をもう4~5センチ下へ「えいっ」と伸ばします。次に、伸ばしたのとは逆の足を同じく数センチ動かします。そして、右、左、右、左、と足踏みするような感じで繰り返していきます。どうにか、イラストにもしてみました。なんとなく伝わるでしょうか。
そうして、首筋から、さらに頭の付け根に当たる部分が伸びそうな(なんか気持ちいい)感触が得られれば、それはかなりうまくいっている証拠です。
左右の足を下方向に動かす運動によって、身体全体が下方に伸ばされるような力が加わります。ここで、非常に大事なことは、後頭部(頭蓋骨)だけは、同じ位置に固定されたままが望ましい(実際は勢いで多少動くと思いますが…)ということです。地面と接地している後頭部に重心をかける感じで下方にストレッチをするといいと思います。(下のイメージも参照してください。)
あとは、頭の角度をやや右に傾けたり、左に傾けたりして、気持ちよくストレッチできる位置を探してください。頭の角度によって、体全体の伸び具合も変わってくるので、ご自分で微調整してみてください。
さらに詳細続く…
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