これまで、うっかり本文で触れる機会がなかったのですが、
顎関節症を考える上で、肩こりや首痛の症状は外せないと思います。実際の所、どれぐらいの方が顎関節症と並行して、肩や首の痛み、凝りを経験しているのかわかりませんが、体験談等で、体の痛みや凝りの症状を耳にする機会はそれなりに多い気がします。
自分のケースを振り返ってみても、
顎の状態が悪い時というのは、決まって、肩、首がかなり硬直していたという自覚があります。酷い時では、筋をつる一歩手前のような、焼けつくような凝りを感じていたものです。
そして、不思議なことに意識的にストレッチやマッサージをして、肩、首の痛みが解消されていくと、ずいぶんと顎関節の方も動きやすくなるというか、効果的なストレッチがやりやすくなります。逆に、どんなに試行錯誤して顎関節周辺のストレッチ行おうとしても、首、肩、あるいは背中部分の筋が過剰に硬直している環境では、なかなかうまくいかないという実感があります。
顎が歪んでいるから、首、肩が凝り始めるのか、首、肩が凝っているから、顎の歪みが促進されるのか、どちらの因果か正確なことは今ひとつはっきりしません。しかし、首、肩の凝りを、ストレッチを通して改善することは必ず顎関節にとってプラスの影響があると思います。
「ドミノ倒し」と例えるのは極端かもしれませんが、やはり、顎でも、首でも、背中でも一人の人間の体の一部ですから、
一箇所の筋が伸びると他方も伸びやすくなる、というような連鎖的な効果はあるのではないでしょうか。逆に、悪くなるときも同様ですから、そこが厄介な部分ではあります。
そして次回は、
私が効果を実感できた全身のストレッチ方法も書いていこうと思います。一人で行えるのものなので、他人にヘルプを頼む必要もありません。
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