Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2011年6月29日水曜日

6/29/2011

どんっ(衝撃)イデッ!!
誰しも、時たまあるかもしれない。食事中や、発話中に思わず舌の隅を噛んでしまう…。
痛いですね…ガリッて感じで、舌がえぐれそうな音と痛み。
「今日一日、おれはツイてないんじゃないかバッド(下向き矢印)」と全てを投げ出したくなるような、衝撃的なアクシデント。

前書きはこのくらいにして、実は、妙に舌を続けて噛んでしまう時期が自分にはあったのです。
子供の頃ですが、それが小学校の終わり頃だったか、中学だったか、高校だったか…。時期が曖昧ですが、あまりにも頻繁に噛んでしまうので、「またかよ、コンチクショーー。」と困っていたのを覚えています。
親には、「一度噛むと、その部位が腫れてしまうから、噛み癖ができるもんね。」と言われたことも覚えています。確かにそうですね。咀嚼時の強さで、舌なんて噛んでしまったら、そりゃ多少腫れ上がってしまうだろうし、そこが再び、噛み合せる歯列のえじきになるリスクは高まるでしょう。

ところが、最近自分は別の理由を考えるようになりました。それは、行く行くは、噛み合わせとか顎関節症にも関連してくることなんですが、私が注目したのは、誤って噛んでいた「舌の部位」です。
私が当時、続けて癖のように噛んでしまっていたのは、決まって「舌の右側面のやや奥側」でした。右側といえば、自分が後々口が開きにくくなったり、噛み合わせの違和感に悩むことになるのが、まさに「右側」です。
私が思うのは、この舌を連続して噛んでしまっていた当時に、顎その他のズレの前兆が始まっていたのではないかということです。

すなわち、1歯並びがおかしいせいで、舌に接触してしまう。
あるいは、2舌のポジションがおかしいせいで、歯に接触してしまう。

私が、ある一定期間内に、頻繁に舌を噛んでしまっていたのは、上記のいずれかの状態が原因だったのではないかと考えたのです。

で、このまま舌を噛まれっ放しにして、放置するわけにもいかないので、意識、無意識問わず、「舌を噛んでしまう」という現象を回避しようと身体の自動調整が始まるはずです。

どのように、舌噛みの「回避」が行われるのか…これを2つの原因別にストーリーを考えてみました。
※物語中、舌と歯列をそれぞれ擬人化しています。

まず、歯並びがおかしいのが原因だとすると、
ストーリー①
次項有適度な距離間でとても良い関係を続けていた「舌」と「歯列」ですが、ある日を境に、歯列が暴力的になり、舌は頻繁に痛めつけられるようになってしまいました。耐えかねた舌は、「もぉ、いやぁぁぁ~~!!乱暴しないで~~~!!」と、歯に乱暴されない場所まで逃げていってしまいました。 

さて、上の話では、可愛そうな舌はどこへ逃げていってしまったのでしょうか。ストーカーだと誤解されたくないですし、このまま放っておくのが彼女(舌)のためでしょう。ところが、検討はつきます。
実験として、舌を前にベロンと出してみてください。そして、軽く噛んでみて下さい。舌は完全に上下の歯に挟まれたはずです。
…と、いうことなのです。舌は前方に出れば出るほど、構造的に歯に噛まれてしまうのです。ならば、接触を避けようと舌が逃げる方向は、「後方」ということになります。舌は、噛まれるのに嫌気がさして、奥に引っ込んでしまったのでした。
こうして、歯列の不良が、舌の奥への移動を引き起こしたことになります。

次に、舌の位置がおかしいのが発端だとすると、
ストーリー②
次項有今日も歯列は、いつものように満員の電車に乗って、通勤していました。電車が駅に停まった際に、歯列と隣り合って立っていた舌が、突然叫び始めたのでした。「この人痴漢ですぅーーーー!!誰か警察呼んで!!」
「は(歯)?????」歯列は呆然としました。舌の主張によると、電車が動いている最中、歯列はずっと股間のとある部位を、極限に硬化させた状態で、舌に押し付けていたというのです。
「いや、それポケットに入れてるオレの携帯だし!!!!」ところが、舌の逆上っぷりといったら、「訳を話す」とか「説得する」といった行為を到底受け付けてくれる様子ではありません。歯列は絶望感を抱くと同時に、瞬時に決断しました。
「それ、逃げろぉーーー!!」「おれは悪くないが、ここは逃げるしかない!!!」
こうして、彼(歯列)は、舌の目の届かないどこかへすっ飛んでいきましたとさ。 


このように、舌のズレが原因の場合は、歯列が移動することで、何事もない状態へと調整するでしょう。

上の2つのストーリーの登場人物は舌と歯列だけ。
舌と歯列の関係だけで見ていると、摩擦もなくなり、全てが平常に回復したように思えます。
ところが、人間の身体全体で見ると、舌と歯列の二つの位置がずれているという事実は変わりないのです。
当初はどちらか1つがずれていて、両者の関係性を正すために、結果的に2つの要素がずれてしまったということになります。






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