顎関節症、不定愁訴の打破とは、いわば、癖や思い込み、先入観との闘いです。
当然、ちょっと状態がよくなったとしても、元の状態、元の苦しい状態に戻ろうとする力が働きます。
皮肉なもんですよね…自ら地獄の定位置へ帰っていってしまうのですから。
極端な例としては、背中が丸まった高齢者。自ら「背中を曲げたくて、曲げたんだ。」という高齢者に会ったことがありますか…?
根底はそれと同じ、自ら「顎や頭を歪ませたくて、歪ませたんだ。」という人だっていないでしょう。
それでも、実際に歪んでいる、そしてその歪みは、少々のことでは微塵も動じない。
どんな対策をしても、たとえ元の状態に戻っていくとしても、それでも、1センチ進んで、0.9センチ戻るんだとしたら、トータル0.1センチ進捗したことになります。
仮に、毎日それができれば、10日で1センチ前に進むことになるのです。
悪くない結果ですよね。
実際は、そこまで単純にはいきませんけど、結局、回復のプロセスは以上のように進展していくのです。
進んで、戻って…前進と後退の総和でプラスを積み重ねていく…。
戻って当たり前。特に状態が悪い人ほど、執拗に元に戻ろうとする力が作用します。
しかしながら、元々執拗に歪ませてきたのは、体調の悪い自分自身なのですから、じゃあ、今度は、執拗に反対方向に歪ませてしまえばいい…。少なくともそれができるだけのポテンシャルがあなたにはあるといえるのではないでしょうか。
健康=Freedom!
— のらうさぎ@multi-erosion (@UsagiNora) 2014, 3月 16
0 コメント :
コメントを投稿