Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2010年8月8日日曜日

8/08/2010

以前ちょこっと触れて、それからうっかり書きそびれていたことがありました。食事中の咀嚼についてです。
実はこれ、顔の表情とも関わってきます。ちなみに、表情と開口に関連する話は、既にこれまで何度か取り上げてきました。→関連トピック

顎関節症の方、噛み合わせが悪い方、開口障害の方にとって、食事中はあれこれ困ることが多いだろうと思います。
特に、固いものを食べる時、大きなものを食べる時、途中で噛むのが疲れてきたり、気分が悪くなってくるケースもあるのではないでしょうか。
自分自身、そのような経験は何度もありました。
例えば、ぶつ切りのガチョウのローストを食べている時、湯で具合が固めの太麺を食べ続けている時、ハンバーガーにかぶりついている時、団子のような粘着力のあるものを噛んでいる時、さらには、コース料理のように食事の時間が長くなる時も…
ん~~、やっぱり歯がゆかったなぁ。食べるのは大好きなだけに、ホントに幸せな時間の真っ只中にトラブルが発生してしまうのは、うっとおしい!何か自分の娯楽を否定されたような気になる…そして、投げやりな気分にもなってくる…

だからといって、自分もそのまま策を講じなかったわけではありません。例えば、自分は右側の開きが悪かったので、なるべく左側で噛むようにしたりしました。それに、顎関節に引っかかりがあると、口が歪んで開いていくことになるので、なるべく左右が均等なバランスで動くように意識して、咀嚼をトライしました。
やはり、気にしないよりはマシになるということで、食事中はなるべく咀嚼の仕方を注意するよう心がけていました。

…とはいうものの、食事中に口の動きを気をつけるというのは、なかなか難しい。実際、食べる時は、「うまいうまい、食べよう食べよう。」と口が動いているので、いつもいつも意識を口の動きにもっていくのは、思いの他、難易度が高いなーというのが正直な感想でした。

そんな時、私は、ひょんなことから、ある事実に気付きました。自分が「もぐもぐ…」と噛んでいる時、常に、毎回毎回、同じような顔付きになっていることがわかったのです。
夜、自分の部屋で窓の方を見ながら食べていた時です。自分の咀嚼している姿、そして、自分の顔が窓に映っていました。「んん、自分、こんな顔して食ってるのか…。」
「ん、この顔って…!」
その顔にピンとくるものがあったのです。
そして、また噛み始めた時に、窓の方を見て、自分の表情を確かめる。
「あぁ、なるほど。」
その顔とは、シンプルに表現すると、右目がやや潰れたように小さくなり、後ろに若干引き込まれたような表情でした。この表情とは、自分がかつて顎の歪みが酷かった時期、すなわち、体調不良にかなり苦しんでいた時期、その頃の顔に、かなり類似した外観だったのです。→どんな外観?
私は体調が酷かった当時、自分の不自然に歪んだ表情に気付き、その顔つきの不均衡が解消されるにつれて、体調がぐんぐん上向いていったという経緯がありました。→その顔の経緯とは…

まとめると、自分が咀嚼をするときは、決まって、過去に体調が悪かった頃の顔付きと、似たような表情になる傾向があったのです。
噛んでいる時に、自分にとっての「体に悪い顔付き」が再生されてしまう。それに応じて、顎の不調や、体調・メンタルの違和感が徐々に呼び起こされる…という現象が起きていたようなのです。

続きは、噛みやすくするコツも…


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